【ヘルプ症候群 一人目妊娠①】
こんにちは。ウメばあちゃんです。
今回は私が2年前に娘を出産した際になった、ヘルプ症候群について書きたいと思います。
ヘルプ症候群になった際、インターネットでたくさん検索しましたが、まれな病気の為調べるのに苦労しました。。
同じような状況の方に読んでいただけたら嬉しいです。
恐ろしいヘルプ症候群
ヘルプ症候群とは?
みなさんヘルプ症候群って知ってますか?
周産期医療を描いた漫画、「コウノドリ」でもヘルプ症候群の患者さんが出ていたので、それでご存知の人も多いかもしれません。
しかし私は自分がなるまで全く知りませんでした。(後からコウノドリのドラマを見ました!)
HELLP症候群
(ヘルプ症候群 HELLP syndrome)
妊娠後期または分娩時に生じる母体の生命の危険に伴う一連の症候を示す状態のことを指します。
Hemolytic anemia(溶血性貧血)
Elevated Liver enzymes(肝逸脱酵素上昇)
Low Platelet count(血小板低下)
の、3大徴候の英語の頭文字を取って名付けられています。
妊娠高血圧症候群に伴うことが多くその後に子癇を発症する場合も多いです。
一般的な症状としては、頭痛(30%)、視力障害、不快感(90%)と、吐気や嘔吐(30%)と、上腹部の痛み(65%)等を呈する。こういった症状を呈してきた場合、緊急に血液検査を行って診断をつけることが重要です。
HELLP症候群は約7割が産前に、約3割が産後、特に分娩後48時間以内に発症しています。なかでももっとも発症しやすいのは妊娠27週~37週の妊娠後期の妊婦さんです。
分娩全体でみると約0.2~0.6%に発症し、二人目以降の経産婦や、双子や三つ子が生まれる「多胎妊娠」、高齢妊娠の人に多いといわれています。また約9割に妊娠高血圧症候群との合併がみられます。再発率が20%と高いです。
HELLP症候群が認められた場合、緊急に妊娠継続の終了に移ることが必要です。
予後は、母体死亡率1~4%、周産期死亡率30~40%です。
母子ともに命に関わる、とても恐ろしい病気ですね‼️
まだまだ続きます。